門下生コンサート間近。
A piacere ピアノ会では年二回。
秋はアンサンブルがテーマ、
そして冬はソロ演奏がテーマ。
この時期になるといつも、
生徒の音楽的能力の進み具合を、
再認識させられる。
アンサンブルとは、
一言で言えば一つの音楽を、
複数人で手分けして演奏すること。
手分けするから負担が軽くなり、
一人よりは楽になるかと言えば、
単純にそうとはいかない…。
アンサンブルに於いて、
音楽の土台となる部分を担う、
ピアニストに限って言えば、
ソロ演奏のレヴェルが相当熟してないと、
たとえ初心者の作品でも、
作品を音楽たらしめることはできない。
自分のパートのみでなく、
音楽全体を譜面から読み取り、
主役となる相手楽器の演奏者を、
最大限に生かすべく自分も演奏する。
実際、大変な役割だと思う。
そんなこんなを考えると、
あぁ、やはりこの演奏会は、
続けていかなければならないなぁ…と、
そう思うわけで、
何はともあれ、今回第8回目。
10年一区切りまで、あと二年!