左右の音をピッタリ揃える。
一見簡単そうだけど、
実は至難の業。
これを完璧に熟すことで、
音質は驚くほどクリアになる。
この技術と聴力を身に着ける、
最適なタイミングは、
赤バイエルの第3番、
両手のユニゾン演奏をはじめた時。
平均年齢は就学前だけど、
実際、この能力を習得すれば、
この小さな子に、
これが聴きとれるのか?!…と、
その聴力に、
しばしば舌を巻くようになる。
実はこれこそが、
音色や響きに、
微妙なニュアンスを出すための、
欠くべからず基盤となるもの。
高度高質な表現のために、
大切なことは、
全て初期教育の中にある。